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こんにちは!先輩

こんにちは!先輩

寺井佳子先生
てらい内科クリニック院長

「医師生活25年を振り返って」

 私は、平成4年に山口大学を卒業して第一内科へ入局し、大学病院と関連病院で勤務した後、平成18年に山陽小野田市に内科クリニックを開業しました。勤務医だった14年間は、本当に忙しい毎日でした。医師になって2年目に父が52歳で末期癌とわかったため、父の主治医となり、3カ月間父の病室で寝泊まりし、診療や当直をしながら看病しました。当時の状況では父には癌と言えず、とてもつらかったですが、私が医師になったことをとても喜んでくれました。二人の子を出産してからも、仕事を休みたくないため、夫の海外留学先にはついていかずに、子育てをしながら、一人で頑張りました。常勤医が少なかったため、一人で入院患者さんを30人以上担当していましたので、一日も休んだことがなく、がむしゃらに仕事をしてきました。ただ、後悔していることがあり、それは、二人の子供と遊ぶ時間もなく、どこにも旅行に連れて行けなかったことです。子供の友達は、ディズ二ーランドに行ったり、海外に遊びに行ったりと楽しい思い出があるのに、自分の子供には淋しい思いをさせました。私はこのような状況でしたが、これからの時代は、男性医師、女性医師それぞれが、ワークライフバランスを考えていくことが大切だと思っています。

 内科クリニックを開業して、12年目になります。診療のほかに、医師会関連の仕事、学校医、保育園児の健診、夜間当番医の仕事など多忙な毎日ですが、とても充実しています。自宅での患者さんの看取とりも時間が許す限り行っています。今までの多くの患者さんとの出会いが、何よりの私の財産となっています。ただ、アラフィフとなった今、自分の時間を作って、趣味を持ちたい、プライベートを充実させていきたいなと思っています。今までは、睡眠不足で無理な生活をしてきたため、健康面でも気を付けたいと思います。医者の不養生と言われないためにも。

プロフィール

現職
てらい内科クリニック院長
出身地
福岡県北九州市
出身大学
山口大学
卒業年
1992年